木炭と竹炭

前回の記事で、薪炭林の復活「里山再生」と書きました。確かに目に見える形での里山再生は薪炭林の復活なのですが、私は里山という言葉には、その地域の景観や環境、生きもの、伝統、暮らしや文化などが含まれると解釈しています。これは、私と同い年で大津市在住の写真家:今森光彦さんから教わったことです。機会があれば、今森さんのTVや書籍、展示会に足を運んでみてください。きっと里山を理解できると思います。

さて、今日のタイトルは「木炭と竹炭」です。私は、誰がどのようにして炭焼きを始めたのか?と、つくづく感心しています。炭焼きは奥が深く、素晴らしい里山を代表する文化だと思います。しかし今、炭は燃料として電気やガスに追い出された形となり、その役割は風前の灯火です。
でも皆さん、炭火料理って美味しいですね。例えば、夏はバーベキュー、秋はサンマ、冬から春は囲炉裏での料理です。その美味しい理由は、炭火はガス火の約4倍の遠赤外線を出すことで肉の表面を焦がさず、中までじっくり火が通ることです。しかも強い放射熱で肉汁が出る前に表面を皮膜で覆い、旨味を逃がしません。また炭火はアルカリ性の灰が肉の表面にくっつくため、これが肉の酸化を防止し時間が経っても肉の味を保つ、というのです。やはり炭火料理って最高ですね。その炭火料理に使う炭は木炭が最高なんです。特に、クヌギやコナラの木炭は火力が安定し、火持ちがよく一級品といえるでしょう。是非、近江通商の「近江里山の炭」をご利用ください。
一方、竹炭です。もともと竹は木とは違って薄いモノですので燃料としてはお粗末です。でもなぜ竹炭に人気があるのか? それは、消臭・調湿、土壌改良、有害な化学物質吸着、空気・水質浄化などの環境改善機能といった性能に優れているからです。この性能は一級品です。そして竹炭は、自然素材で安全・安心・安価な炭です。竹炭の魅力は、今後も折に触れて書いていきたいと思いますが、近江通商のホームページに「竹炭パワー」として解説していますので、皆さんお時間のある時に是非ご覧ください。長文でスミマセンでした。