報告:敷炭(床下調湿竹炭)により、床下の木材含水率が大きく下がっていました - 近江通商株式会社

報告:敷炭(床下調湿竹炭)により、床下の木材含水率が大きく下がっていました

今年の6月21日投稿「大量の羽蟻(ハアリ)を見たので心配だ! シロアリの被害はないか? ということで、床下の点検と床下湿気対策工事「敷炭」を行ってきました」の住宅へ三度目の経過観察に行ってきました。

生活をされているので全ての部屋の調査は出来ませんが、DK(ダイニングキッチン)と和室3の床下木材の含水率を測定してきました。敷炭工事実施日の6月21日と8月5日、そして10月31日の3回の調査結果を下記にお知らせします。驚きの数値と竹炭パワーを実感です!

部屋の木材含水率6/21(雨天)8/5(雨天)10/31(曇り)
DK37.5%28.5%13.3%
和室341.6%31.4%13.3%
参考:二級建築士自宅の木材含水率は、6/21 17.1%、10/31 12.7% でした

この地域は地下水位が高く常に湿気の多いところですが、床下収納や畳をあげて直ぐに感じたのは「カラカラに乾いている!」ということでした。季節的な要因もありますが、今回は見ても触っても明らかに木材はシッカリと乾燥しています。それを数値が示しています。健全な床下環境の木材含水率は約15%ですので13.3%は最高の状態です。

なお、防湿シートの下は結露により水滴がついていましたが、これは防湿シートが地面からの湿気を遮断している証で全く心配はありません。その防湿シートの上に敷いた床下調湿竹炭も良く乾いているのが炭と炭の触れる音で分かりました。数値と感触で、改めて竹炭の調湿効果を実感することができました。来年の梅雨には大量の湿気をシッカリと調湿してくれるでしょう。

近隣府県の床下湿気対策 敷炭代行を行っています。住まいの湿気対策に詳しい近江通商の二級建築士:堀久好がご相談に応じていますので、お気軽にお問合せください。