近江通商株式会社
おかげさまで創業22年目
自然と共に生きる暮らし応援企業
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商 品 名 | 用 途 |
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床下調湿竹炭 | 床下の湿気が原因で発生する臭いやカビ、結露、シロアリの防止 住宅リフォームや高気密・高断熱・基礎断熱の新築木造住宅にも最適 |
消臭・調湿竹炭 | 室内の消臭と調湿、有害化学物質の除去とシックハウス症候群の予防 マイカーやタクシー、バス、トラックの車内環境改善にも最適 |
竹炭パウダー | タバコ・アンモニアなどの生活臭や空気中・水中の有害化学物質の除去 最近では、畜産・水産・化学・工業分野での新規需要が増えています |
土壌改良竹炭 | 土壌改良、連作障害の回避、増収・品質向上、減農薬・減化学肥料農法 |
竹 酢 液 | 土壌改良、堆肥づくり、作物生長促進、減農薬・無農薬、虫獣忌避、畜舎消臭 最近では、ウイルス対策としての需要が増えています |
プロが認めた近江通商の竹炭は
生活環境改善機能に優れた安全安心で安価な商品です
竹炭には無数の孔があり、1gでその比表面積は700㎡あるといわれています。これは木炭の約3倍の数値です。この無数の孔が空気中の湿気を吸収するだけでなく、有害な化学物質やタバコの嫌な臭い、アンモニア臭などをドンドン吸着します。土壌では土の中の通気性をよくし、水中では塩素やトリハロメタンなどの化学物質を吸着します。
消臭・調湿、土壌改良、有害な化学物質吸着、空気・水質浄化など生活環境改善機能に優れた竹炭の持つ力と効果は、この孔にあります。しかも竹炭は自然素材で安全・安心・安価な商品です。
近江通商株式会社の竹炭・竹酢液が長年にわたり高い評価をいただいている理由は、前京都大学木質科学研究所の野村隆哉先生(現:株式会社野村隆哉研究所所長、中国淅江林学院名誉教授)が製炭指導を行っている中国淅江省の白炭窯で焼いた「竹炭・竹酢液」を使用していること、そして炭の専門商社だからできる安い価格の設定です。
そして今、竹炭・竹酢液の用途は消臭・調湿、土壌改良といった生活環境改善の他に、お客様のニーズに沿った農業用、水質浄化用、工業用へと着実に広まっています。
野村隆哉先生の製炭指導とは
野村式燻煙熱処理
項 目 | 測 定 値 |
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炭素量(%) | 79~82 |
比表面積(m2/g) | 200~300 |
メチレンブルー吸着量(ml/g) | 180~190 |
アンモニア吸着量(ml/g) | 120~130 |
エチレンガス吸着量(ml/g) | 40~50 |
二酸化炭素(ml/g) | 40~50 |
強熱減量(%) | 2.1~2.2 |
細川健次著「竹炭の化学と応用」竹資源活用フォーラム発行「BambooVoice」No,4Mar’98より
元 素 | 竹 炭 | 竹 灰 | ||||
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モウソウチク | ネマガリダケ | マダケ | モウソウチク | ネマガリダケ | マダケ | |
カリウム | 0.85 | 1.39 | 0.76 | 8.65 | 28.60 | 14.10 |
ナトリウム | 0.01 | 0.04 | 0.01 | 0.59 | 0.92 | 0.34 |
カルシウム | 0.05 | 0.02 | 0.04 | 1.38 | 0.24 | 1.38 |
マグネシウム | 0.14 | 0.06 | 0.06 | 0.60 | 1.09 | 1.48 |
鉄 | 0.01 | 0.02 | 0.01 | 0.77 | 0.12 | 1.38 |
マンガン | 0.05 | 0.02 | 0.01 | 0.12 | 0.14 | 0.60 |
珪素 | 0.62 | 1.63 | 0.34 | 19.50 | 17.80 | 22.90 |
ゲルマニウム | <0.05 | <0.05 | <0.05 | <0.05 | <0.05 | <0.05 |
灰分は竹炭を750℃に設定した炉で燃焼させ、残存したは灰量を測定
谷田貝光克・山家義人・雲林院源治著「簡易炭化法と炭化生産物の新しい利用」林業科学技術振興所より
竹炭には珪酸とカリウムが多い
竹炭に含まれる珪酸は、農業関係者のあいだでは「土の素」とよばれているほどの物質で、農作物の育成・地力を補強するうえでも欠かせない存在である。このように珪酸を多く含む竹炭を粉状にして施用すると、きわめて良質の土壌改良材、有機肥料添加材となる。
引用文献:竹炭・竹酢液のつくり方と使い方
第1章 竹炭と竹酢液の魅力
監修:岸本定吉 著者:池嶋庸元
出版社:社団法人 農山漁村文化協会
生活環境改善に優れた竹炭ですが、その機能は600℃から800℃の範囲で焼かれたものが水の吸脱着による調湿機能や酸性物質およびアルカリ性物質の吸着のバランスから考えても一番良いとの実験結果があります。
黒炭窯で800℃以上の炭を焼くことは困難ですし、また白炭窯で(備長炭以外に)1,000℃以上の白炭にすることは、特殊な用途以外は行いません。
なぜなら、備長炭に用いるウバメガシのカシ類は、均質な比重の高い材質であるから白炭の焼き方ができますが、竹の場合は、外皮側と内皮側の比重に差があり、均一に高温で焼く白炭にすることは不可能です。
更に、竹は厚みのない材料であることから高温炭化するとほとんどが灰になり、バラバラになるため収量が極端に減少します。
(参照文献:日本竹炭竹末木協会発行の竹炭竹酢液 創刊号Vol.1 p37 京都大学木質学研究所 野村隆哉先生)
私たちは1,000℃以上で焼かれた竹炭という文字を目にしますが、正しくは1,000℃以上で焼くことのできる白炭窯を使って焼かれた竹炭となります。
精製竹酢液の一般的な成分と物性
成 分 | 含有量・物性 |
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酢 酸 | 3,200ppm |
メタノール | 230ppm |
プロピオン酸 | 200ppm |
フェノール | 64ppm2 |
グアヤコール | 40ppm |
フルフラール | 22ppm |
pH | 3.1 |
比重 | 1.0005 |
竹炭・竹酢液普及会資料
(財)日本食品分析センター調べ
微量成分は酸類・フェノール類・中性物質類・カルボニル類・塩基性成分などに分かれ、その数は200種類以上に及びます。
信州大学の中野達夫教授の実験によると、床下に炭を敷きつめると床下の湿度は夏期で約5%、冬期で約10%低くなる。年間をとおして最も湿度が高くなる梅雨時でも床下の湿度は95%以上になることはなく、結露しないのでカビが生えないことも確認された。
また、床下の木材含水率を測定すると炭を敷きつめたところは約20%になるのに対して、炭を敷かなかったところは20%以上になっていた。
木材の含水率が20%以上になるとカビが発生しやすくなり、その状態が長期間つづくとシロアリが発生し木材は腐り始める。
炭を敷かなかった床下は年々湿っぽくなるのに対して、炭を敷きつめた床下は年間をとおしてさわやかさを保ち、床下はもとより畳の裏や押入れの床、壁面などでもカビの発生は認められず、シロアリがつかないことも実証された。
引用文献:竹炭・竹酢液のつくり方と使い方
第2章 簡易な竹炭のやき方と使い方 P50
監修:岸本定吉 著者:池嶋庸元
出版社:社団法人 農山漁村文化協会
また京都大学木質科学研究所 野村隆哉先生(現在の滋賀県湖南市:野村隆哉研究所所長、中国淅江林学院名誉教授)は、竹炭・竹酢液(創刊号 Vol.1 平成12年1月20日発行)で、竹炭のはたらき(P31)について次のように記載されている。
「生活環境における炭の吸脱着機能は、湿度コントロールに威力を発揮する。雨天の場合、空気中の相対湿度は100%となり、余分の水蒸気は物の表面に水滴となってくっつく。このような現象を結露というが、相対湿度100%以下では結露しない。
このことは重要で、床下の木材の表面が結露するとカビが発生しやすくなり、一旦カビが発生すると周りから水を引き寄せる。
次に木材腐食菌の胞子が付着して成長を始め、菌糸を発達させながら木材中に 広がり、木材の成分を分解しながらその分解生生物を栄養にして広がっていき、やがては木材がボロボロになる。
炭はその重量の1%から4%に相当する水蒸気を吸脱着でき、細孔容積の大きいものほど調湿機能が高いといわれている。100kgの炭を床下に入れておくと1kgから4kgの水蒸気を吸着してくれる勘定になる。
相対湿度100%とは、気温20℃の場合、1立方メートルの空気中におよそ17.3gの水が含まれていることになるから、100kgの炭が吸着してくれる水蒸気を含む空間容積は、58立方メートルから231立方メートルになる。
概算で6坪(12畳)から25坪(50畳)の住空間(=高さ3mの天井高の住空間)の水蒸気を調整してくれるのである。この調湿機能は半永久的である。
補足ではあるが、室内空間に十分な木材を用いることで、炭と併せて ほぼ完璧な調湿機能を持ったメンテナスフリーの素晴らしく健康的な空間が作られることになる。」
さらに、竹炭・竹酢液のVol.3 平成13年6月30日発行では次のように追記(p29)されている。
「創刊号で炭の吸着率は4%程度であると文献をもちいて計算したが、これは相対湿度40%前後の値と考えられる。今回の(竹炭の水分吸着機能)実験で、相対湿度100%、温度20℃の雰囲気では、平均すると文献値の4倍以上の吸湿能があることがわかった。」
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