土壌改良(多用途竹炭粒)竹炭

目 次
土壌改良(多用途竹炭粒)竹炭の効果
土中の通気性をよくし作物の品質と収穫量を向上させます!
竹炭の孔は木炭の約3倍あります。この無数の孔が土中の通気性をよくし、作物の成長を促します。連作障害や化成肥料の多用による地力の衰え、有機堆肥の多用による過窒素障害、土壌の透水性や保水性の確保、作物の品質と収穫量の向上、減農薬・減化学肥料農法への活用など、近代農業が抱える様々な問題を解決する土壌改良資材として注目されています。しかも竹炭は自然素材で安全・安心・安価な商品です。
なお、サイズが150メッシュ(104㎛)までなら、竹炭パウダーの価格の方が安くなる場合があります。お気軽にお問合せください。
竹酢液との組み合わせでさらに効果を発揮!
土壌改良竹炭に約20%の割合で10倍に薄めた竹酢液を混ぜるとさらに効果的です。竹炭の土壌改良作用に加え、竹酢液にも作物の根の発育を促進させるホルモン的な作用があります。
林野庁でも炭の新たな用途として紹介しています
(林野庁ホームページ:林政部経営課特用林産対策室)
土壌改良用
農業における土壌の透水性、保肥性、肥効性の改良、土壌微生物相の活性化などの効果が期待され、多く使われています。地力増進法(昭和59年法第34号)の政令で木炭は土壌改良資材として指定されています。
土壌改良(多用途竹炭粒)竹炭の価格と仕様、使用量の目安
一般ご家庭、小ロットお取引の事業所様価格
通常販売価格:6,600円/15kg箱(税込)のところ約17%オフの
通販価格:5,500円(税込)/15kg箱
※外箱に少し変形があります。ご注文に際しご理解をお願いします。
送料(税込)
一般ご家庭、小ロット取引の事業所様
1.全国一律送料 990円/箱
6箱以上のご購入で全国一律送料は無料
ただし、お届け先が一般ご家庭の場合は 440円/箱 の追加料金が必要となる場合があります
2.追加送料
東北・九州地域 440円/箱
北海道 1,650円/箱
沖縄 2,310円/箱
離島の方はお問合せください

まずは少量からお試しください
農業・園芸用使用量は、通常10a当り400kg(300kgから500kg)を目安として使用します。まずは、少量から試してみて下さい

商品の仕様
竹炭粒サイズ:概ね3mmー10mm
箱サイズ:W44cm×D30cm×H28cm
原産地:中国浙江省
チラシ・カタログの必要な方は、下のボタンを押してご利用ください(PDF形式のファイル)
ご注文・お支払方法、納期
ご注文方法
お支払方法
通信販売では、掛売り(後払い)は行っておりません。お支払い方法は下記よりお選びいただきますようお願いします。
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〇滋賀銀行新旭支店(シガギンコウ シンアサヒシテン)
普通預金 394573
近江通商株式会社(オウミツウショウ カブシキガイシャ)
〇ゆうちょ銀行(ゆうちょ銀行からの振込)
記号 14680
番号 22332041
オウミツウショウ(カ
納期について
原則としてご注文(または入金確認後)の翌営業日に発送いたします。
納品日についてご希望のある方は、発注前にご連絡をお願いします。
土曜日、日曜日、祝日、お盆、年末年始など、休業日の発送業務はお休みです。
さらにお得な購入方法
卸売(海上コンテナ:10トン程度/回)およびOEM生産はお気軽にお問合せ下さい。
土壌改良(多用途竹炭粒)竹炭の使い方
農業や園芸に
農業や園芸の場合は、通常10a当り400kgの土壌改良竹炭を混ぜて使用してください。
野菜での竹炭の施用法と効果
作物 | 施用方法(粉炭) | 効果 |
---|---|---|
ハウストマト | 1,000L/10a(土壌深さ2.5cmに0.5%・約280kg)施用 | 樹勢がよくなり、花芽が増加。葉のしおれがなく風味も良好 |
ハウスメロン | 2,000L/10a(土壌深さ30cmに0.5%・約560kg)施用 | しおれ現象がなく発酵果が減少・L球が多く糖度が増し(約19度)風味良好 |
ナス | ヤシ殻粉炭を重量比5%で混合施用 | ニジュウボシテントウ虫の防除に成功 |
石垣イチゴ | 50g/株の割合で施用 | 葉柄が短くなり、色づき良く増収。糖度が増し収穫期間が長くなった |
ネギ | 500L/10a(耕起土壌量の0.25%)の割合で施用 | 長雨による被害を防ぎ収量が増加 |
キヌサヤエンドウ | 小型鉢で実験 | 根粒菌が増え発根良好。収量も増加 |
ホウレンソウ | 200~400g/㎡の割合で施用 | 肥料もちがよく発根・発育ともに良好 |
キャベツ | 間伐材を焼いた炭を施用 | 根コブ病の発生率が対照区に対して14%減少 |
甘薯 | 10a当たり3~5箇所に直径1mの穴を掘り、30cmの厚さに白炭粉を施用 | 活着率が1.3~1.5倍に増加 |
ヤマトイモ | 耕起土壌量100に対して0.1~0.2の容積比で粉炭を混合 | 一等品が多く風味も良好 |
果樹・特産物などでの竹炭の施用法と効果
作物 | 施用方法(粉炭) | 効果 |
---|---|---|
ナシ | 幅35cm、深さ40cmの溝にヤシ殻粉炭を5kg/㎡の割合で施用 | ユズ肌の発生が約20%減少 |
リンゴ | 成木1本当たり直径15cm、深さ40cmの穴を30~50箇所掘り、各穴にヤシ殻炭を1kg埋設 | 樹勢が著しく回復 |
キク | 鉢にヤシ殻粉炭10%混合土を入れ、さし芽 | 45日後、枝の出方が増加。下葉も枯れず樹勢も良好 |
大豆 | 微量のリン酸カルシウムを加えて施用 | 菌根量が4.6倍に増加。収量増加 |
茶 | 木炭・木酢液・有機質肥料・水溶性アルミニウム混合液を200kg/10aで施用 | VA菌が増え、発根良好。収量も増加 |
タケノコ | 竹粉炭を300~1,000g/㎡割合で散布 | 地温が1~2℃上昇。タケノコの発生が一週間早まった。不良タケノコが少なく収量増加 |
本ワサビ | 白炭(0.5~2cm)を施用 | 地下部分の乾重量が対照区より増。水が涸れても葉がなく枯れず、夏季の生長量も対照区より増 |
キノコ(松露) | 茨城県海岸松林に20~30cmの溝を掘り、200~300g/㎡の割合で施用 | 5アールで松露266個数が収穫。樹勢も回復 |
芝生 | 1~8mmの粒状炭を木炭と混合、砂2.25㎥に360ℓ(135kg)で表土10cmの下に15cmの深さで施用 | 根張りがよく、芽の生長を促進。グリーンの冬枯れ期間が約1箇月間短縮 |
良質の園芸用土づくり
用土づくりや防除に、竹炭・竹酢液を利用する方法がある。
炭を入れることによって、用土の透水性・通気性・保水性が良くなり、微量成分が補給され、作物の成長を促進する環境が生まれる。有用微生物の増殖も活発に行われ、とくに作物の根に栄養分を運ぶ働きをする菌根菌を増やすのに炭が好適である。樹木や作物そのものが丈夫になり、病虫害に対する抵抗力が強くなるので、防除用の薬剤の使用量も減らせる。
用土に入れる炭の量は、容量比で用土全体の10~15%を目安とされている。酸性の用土には少し多めに入れて、酸性度を調整するが、入れすぎると用土がアルカリ化して逆効果になることがある。
用土づくりに施用する炭は、飲料水の消臭・浄化用、入浴用、室内の空気浄化用などで使い古した炭を、そのまま粉砕して混入してもよい。
最近は、ごみ減量対策の一環として、台所から出る野菜くず・茶殻・残飯などの生ごみを庭に落ちた木の葉や枯れ草などと一緒に、コンポスト容器に入れ、自家製堆肥をつくる過程も多くなっている。この容器のなかにも竹酢液を併用する(堆肥に50~300倍に薄めて混ぜる)と、発酵が促進され、悪臭を消し、堆肥が成熟するまでの時間も短縮される。
引用文献:竹炭・竹酢液のつくり方と使い方
第2章 簡易な竹炭のやき方と使い方
監修:岸本定吉 著者:池嶋庸元
出版社:社団法人 農山漁村文化協会
竹炭の一般特性
竹炭の一般特性
項 目 | 測定値 |
---|---|
炭素量(%) | 79~82 |
メチレンプルー吸着量(ml/g) | 180~190 |
アンモニア吸着量(ml/g) | 120~130 |
エチレンガス吸着量(ml/g) | 40~50 |
二酸化炭素(ml/g) | 40~50 |
強熱減量(%) | 2.1~2.2 |
細川健次著「竹炭の科学と応用」
竹資源活用フォーラム発行「BambooVoice」No,4Mar’98より
竹炭には珪酸とカリウムが多い
竹炭には珪酸とカリウムが多い
竹炭に含まれる珪酸は、農業関係者のあいだでは「土の素」とよばれているほどの物質で、農作物の育成・地力を補強するうえでも欠かせない存在である。このように珪酸を多く含む竹炭を粉状にして施用すると、きわめて良質の土壌改良材、有機肥料添加材となる。
引用文献:竹炭・竹酢液のつくり方と使い方
第1章 竹炭と竹酢液の魅力
監修:岸本定吉 著者:池嶋庸元
出版社:社団法人 農山漁村文化協会
竹炭の灰分の元素量
元 素 | モウソウチク竹炭 | ネマガリダケ竹炭 | マダケ竹炭 | モウソウチク竹灰 | ネマガリダケ竹灰 | マダケ竹 灰 |
カリウム | 0.85 | 1.39 | 0.76 | 8.65 | 28.60 | 14.10 |
ナトリウム | 0.01 | 0.04 | 0.01 | 0.59 | 0.92 | 0.34 |
カルシウム | 0.05 | 0.02 | 0.04 | 1.38 | 0.24 | 1.38 |
マグネシウム | 0.14 | 0.06 | 0.06 | 0.60 | 1.09 | 1.48 |
鉄 | 0.01 | 0.02 | 0.01 | 0.77 | 0.12 | 1.38 |
マンガン | 0.05 | 0.02 | 0.01 | 0.12 | 0.14 | 0.60 |
珪素 | 0.62 | 1.63 | 0.34 | 19.50 | 17.80 | 22.90 |
ゲルマニウム | <0.05 | <0.05 | <0.05 | <0.05 | <0.05 | <0.05 |
灰分は竹炭を750℃に設定した炉で燃焼させ、残存したは灰量を測定
谷田貝光克・山家義人・雲林院源治著「簡易炭化法と炭化生産物の新しい利用」林業科学技術振興所より