タージンさんと対談! 仕事を楽しむためのWEBマガジン「B-plus」の取材を受けました!

タージンさんと対談
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「知られざる炭の力を世に広めて里山の再生に」

近江通商株式会社代表がWEBマガジンの取材を受け、タージンさんと対談をさせていただきました。代表商品である竹炭の説明から始まった対談は、古来から受け継がれてきた日本の暮らしの知恵を守りたい、未来の暮らしに活かしたいという熱い思いをお伝えさせていただく機会となりました。

ごあいさつ

近江通商株式会社は、自然と共に生きる暮らし応援企業として、地元の滋賀県はもちろん、世界に発信・世界に貢献するオンリーワン企業を目指して歩んでまいりたいと考えています。
西暦2000年(平成12年)2月に個人事業として創業以来、2012年(平成24年)7月に法人化しました。これまで七転び八起き! お客様をはじめ地域の皆様に支えられながら歩んでくることができました。今後も滋賀の地に足をつけながら一歩ずつ歩んでまいりたいと考えています。
また社名に「近江」の文字を頂きました。近江商人の経営理念である「三方よし(売手よし、買手よし、世間よし)」に学び、その名に恥じないよう努めさせていただきます。

インタビュー1

近江通商株式会社 代表取締役 堀 久好
インタビュアー:タージン(タレント)

タージン

竹炭の輸入販売を手がけている近江通商さん。「自然と共に生きる暮らし応援企業」というコンセプトを標榜されていますね。

はい。竹炭の普及により、今は失われつつある里山の暮らしと共にある知恵や文化の再生・継承を目指して活動しているんですよ。実は竹炭は、調湿や消臭による木造住宅の保全、土壌改良など、環境性能に優れているんです。

タージン

そうなんですか、それは知りませんでした! 堀社長は、なぜ竹炭に着目されて事業になさろうと思ったのでしょうか?

前職の公務員時代に地域の農業や村おこしに携わるいっぽうで、プライベートでも炭の魅力にとりつかれ、炭焼きを楽しんでいました。その縁で、中国で同じく炭づくりをしている方とインターネットで知り合い、「ビジネスをしないか」と持ちかけられたことがきっかけでした。その後、少し早く退職をしてライフワークにしようと本格的に始めた事業なので、実は利益より、竹炭の良さを世に広めたい思いが強いんですよ(笑)。

インタビュー2

タージン

竹炭について聞いたり、実際に使ったりしたことがある人も多いと思います。でも、先ほどおっしゃっていたような効能について、詳しく知っている人は少ないんじゃないでしょうか。私なんか、竹炭と木炭の違いがわからないくらいで(笑)。今日はぜひ、勉強させていただきます!
御社では竹炭を取り入れた「炭の家」づくりを提唱しているそうですね。いったいどのように竹炭を活用されるのでしょう?

ここに2.5kgの竹炭が詰まった袋があります。これを床下に並べるんです。そうすれば、床下にカビが発生することはまずありません。湿気に伴うカビは木の強度を低下させ、シロアリの被害が発生する原因にもなります。だから、予防策を講じることが大切なんですよ。その予防には竹炭がもってこいというわけです。

タージン

最近は温度を維持しやすい高気密・高断熱を売りにした物件がありますよね。その場合でもカビ対策は必要ですか。

もちろんです。特に、家の基礎になるコンクリートが湿気を出しますからね。コンクリート内の水分が完全に乾燥するまで約2年かかると言われます。しかし、最近の住宅は長くても半年間で完成する。つまり、1年半、毎日コンクリートから出る湿気が床下に溜まっていくわけです。

タージン

それは知らなかった! でも、そんな心配も竹炭を並べるだけで解消できるんですよね。ちなみに、どれくらいの量が必要なんでしょうか?

一般的には、1坪につき12袋くらいですね。平均的な大きさの一戸建てで、数百袋使用します。送料込みでも十数万円でおさまりますよ。また、炭の調湿機能は半永久的に続くんです。床下の湿気が85%以下であれば害虫やカビは激減しますし、木造住宅の耐久性は格段に高まります。しかも、竹炭は自然素材ですから、安全・安心です。

タージン

その値段で住む人の健康や家を守れるなら、むしろ安いと思います! 床下以外にも、どんどん竹炭を取り入れたいですよ。例えば天井裏! 夏だと入った途端、ムワッとしますからねぇ。

そうですね。梁のある天井裏や壁の内側にも、調湿対策ができれば完璧です。そこで、1袋1.5kgの、吊り下げタイプの竹炭袋も販売していますよ。

タージン

それはありがたいです。家の床下、天井周りを守ってくれるのなら、カビに怯える心配がないですね。でも、なぜ竹炭に調湿機能があるのですか?

そこは、竹炭と木炭の違いにも通じます。顕微鏡で見ると、どちらも内部に、孔(こう)と呼ばれる小さな穴が無数にあります。高湿度だと湿気を孔が吸い取り、低湿度のときは孔が吐き出す。そして、この孔の面積が、木炭より竹炭のほうが約3倍広いということがわかっているんです。

タージン

なるほど。だから昔から調湿や消臭に炭が使われてきたのか。しかし、顕微鏡でわかることを、経験則から知っていたなんて昔の人はすごい! 堀社長が里山の知恵を継承していきたいと思われる気持ちが、よくわかりますよ。
それにしても、竹炭が土壌改良にも効果的とは初耳です。

先ほど説明した孔は、土壌に良い効果をもたらす微生物の格好のすみかなんです。だから竹炭を土中に埋めると良い微生物が増殖して、豊かな土になるんですよ。また、土壌が痩せるとたいてい酸性になります。炭はアルカリ性なので、中和する効果もあるんです。

インタビュー3

タージン

素晴らしいですね。調湿効果があると聞いた時も思ったんです。置くだけ、埋めるだけで環境が改善されるとは、自然物なのに非常にオートマチックな優れものだなぁって! なんだか、新たに発見された物質の話を聞いているみたいでワクワクしますよ。

他の活用法として、パウダー状にしたものを飼料に交ぜて家畜に食べさせることで、腸内環境の改善に効果が期待できます。また、炭づくりの際に出るガスを採取し、それを冷却することで液化した竹酢液は、消臭や虫除けに威力を発揮します。ペットの皮膚病予防にも役立つんですよ。ただし、飼料に混ぜる竹炭や竹酢液はきちんとした製法でつくられた高品質なものが求められるので注意が必要です。

タージン

そこで、そうした商品を販売する近江通商さんへ注文! となるわけですね。冒頭で堀社長は、今のお仕事がライフワークとおっしゃいました。ここまでのお話をうかがって、「竹炭の良さを広めたい」という意気込みが伝わってきましたよ。竹炭の持つ可能性を、非常に深いところまで理解されていると感じます。

ただ、お話しした効果は私が発見したものでなく、全て、先人が見つけたものなんですよ。日本は山の多い国ですから炭に限らず、先人は自然と共存する知恵をたくさん持っていました。

タージン

「いました」と過去形なのが残念です。でも、自然と遠ざかっているのが我々現代人の現実ですからね。荒れた山も多いと聞きます。

インタビュー4

山が荒れると日あたりや風の通りが悪くなり、動物が食べる植物が育たなくなります。山を下りた獣による農作物の被害が増えた原因も、人が山の手入れをしなくなったからでしょう。先人の知恵全てでなくてもいい、一部でいいから現代の暮らしに取り入れて、人と自然がストレスなく共存できる時代をつくりたい。そのためにも、まずは竹炭の素晴らしさを多くの方に知ってもらい、過去を見直すきっかけを提供できればと考えています。 自然に学び、自然と共に生きる暮らしが里山の暮らしです。農山村環境である里山は、自然と共に生きる知恵や技に満ちあふれ、人が生きていくうえで多くの示唆に富んでいます。里山の再生というのは、「昔の不便な暮らしに戻そう」ということではなく、「地域で脈々と受け継がれてきた、里山の暮らし文化を未来の暮らしに活かしていこう」ということなんです。

タージン

里山を知らない若い世代の人々にとっては、とても新鮮な考えだと思います。堀社長の活動により、里山再生の機運が高まっていく予感がしますね。ぜひ頑張ってください。応援しています!