リノベーションされた古民家の下水道臭対策と床下湿気対策の敷炭を実施してきました - 近江通商株式会社

リノベーションされた古民家の下水道臭対策と床下湿気対策の敷炭を実施してきました

「リノベーションされた古民家を購入したところ、下水道の臭いが気になるので相談させてほしい」と、お正月早々にお電話を頂いていました。電話で解決策をアドバイスさせていただきましたが、その方から3月に入って「和室の床下に敷炭をして欲しい」とのご依頼を頂きました。桜が満開となった今日、京都市内のお家にうかがいました

リノベーションされた憧れの古民家を更に居心地の良い空間に

木造二階建ての住宅でしたが、京都らしい雰囲気のきれいな建物でした。凄く丁寧な工事が施され住まいの性能が良くなっています。ご依頼主は「憧れの古民家」と仰っていましたが、この家なら問題なしです。

臭いのもととなった汚水桝

電話相談時にアドバイスした内容は「床下に配管された汚水桝に、例えばサランラップを被せて蓋をしてみて下さい。ご自身で施工可能です」でした。このアドバイスに従って配管業者さんが対策をされた結果「下水の臭いは殆ど消えました」とおっしゃっていました。私たちもほとんど感じることはありませんでした。

リノベーションされた床下(床組み)と敷炭(床下調湿竹炭)

ただ住宅密集地であることから、隣家までは数センチという住宅環境です。建物周辺の通気が期待できないことから、和室の床下に敷炭を希望されたので工事を実施させていただきました。現状の木材含水率は約11%と問題のない状況でしたが、今回の敷炭により梅雨になってもシッカリと調湿してくれるので安心です。
竹炭で「湿気のないきれいな空気の家」が増えました。