木造住宅の床下が土「布基礎コンクリート」の場合、地面(土)からの湿気により、害虫にとってはとても居心地の良い空間になっています。その害虫の中で最も心配なのはシロアリです。そこで、地面からの湿気を遮断することを目的に防湿シート(ポリエチレンシート:厚さ0.1mm以上)の施工をお勧めします。防湿シートを敷くことで、床下調湿材「床下調湿竹炭」の使用量も減らすことができます。
敷炭のために床下に入った時、明らかに地面(土)が濡れている、と分かる現場があります。それは床下で四つん這い(腹ばい)になった時、手袋やズボンの膝が土の水分で濡れる現場です。こうした現場に防湿シートを敷くと、防湿シートの下に水滴が溜まることがあります。この水滴を気にされる方がおられまが、この現象が地面(土)からの湿気を一定量シャットアウトしている証拠だと理解してください。防湿シートは、とても安価な湿気対策です。そして、防湿シートの上に床下調湿材「床下調湿竹炭」を置けば、床下の湿気は大きく改善されます。
「防湿シートは必要ですか?」と問われれば「はい」との答えになります。
なお、予算に余裕があれば防湿シートを敷いた上に厚さ60mm以上のコンクリートを打ち、その上に床下調湿材「床下調湿竹炭」を置くこともお勧めしています。
専門家(建築士・工務店・シロアリ事業者)の方と一緒に床下の調査を行ったうえで、床下の湿気対策を考えましょう。近江通商の建築士もお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問合せください。床下の湿気対策に詳しい近江通商の建築士が「竹炭パワーで快適な住まいづくりを解説」しています。是非、ご一読ください。