大量の羽蟻(ハアリ)を見たので心配だ! シロアリの被害はないか? ということで、床下の点検と床下湿気対策工事「敷炭」を行ってきました

市内(滋賀県高島市安曇川町)のお客様から、「春、玄関に大量の羽蟻が出て驚いた。工務店が床下の湿気対策とシロアリ対策に竹炭を勧めたので敷炭をして欲しい」との依頼を受け、6月10日に見積りを提出、6月21日に床下湿気対策工事を行ってきました。

建築後28年の木造住宅です。早々に床下に潜って入ると、玄関から西のリビングに設置されたホリゴタツ周辺が凄い湿気でした。大引や根太、束にカビを確認。幸いシロアリとシロアリによる被害は確認されませんでしたが、木材含水率を測ると計測不能(HI)という状態でした。目視でも束基礎と束の下部が濡れているのが分かります。

また一カ所で極小さな蟻道を確認しましたが、シロアリによる食害もなく止まっていました。
これらは明らかにホリゴタツによる床下の換気(通気)障害によるものですが、念願のホリゴタツなので撤去はしたくない、とのことでした。続いてリビングの別の束で38.1%、リビング北のダイニングキッチンで37.5%と30.6%、リビング西の和室1で24.1%、和室2で22.5%、玄関から南の和室3で41.6%の木材含水率でした。健全な床下環境であれば木材含水率は15%から18%ですので凄く高い値です。なお和室3は、敷地の南東という好条件に建つ平屋の離れですが、本家に続いて建っていることから床下の換気環境が劣っていること、また建築前から軟弱な土地だった、ということでした。この地域は水が豊かなところで、床下の土も湿っています。

床下湿気対策工事は、防湿シート(厚さ0.1㎜)の上に床下調湿竹炭を坪当たり12袋(30kg)敷きました。本来なら16袋(40kg)敷きたいケースですが、現状ではシロアリの食害もないので10月まで経過観察を行うことにしました。
しかし、敷炭してから僅か数時間で床下の湿気臭が消えました。改めて竹炭の生活環境改善機能の素晴らしさを実感したところです。10月に再度報告させていただきます。

竹炭の輸入卸売・小売と併せて、近隣府県の床下湿気対策工事も行っています。住まいの湿気対策に詳しい近江通商の二級建築士:堀久好がご相談に応じていますので、お気軽にお問合せください。